うつと痛み

うつ病というと、精神的な症状だけ現れるといったイメージを抱く人が多いです。確かに精神的な症状が現れることが多いものの、実際には身体的な症状も現れてきてしまいます。
身体的な症状は、うつ病の種類と同様に多数存在します。
ここでは、うつ病に伴う痛みについて紹介します。

うつ病を発症している患者さんの多くは、痛みを訴えます。痛みを訴える部位は色々とあり、頭から足まであります。ただ、うつ病になったからといって必ず体に痛みが現れるということではありません。うつ病患者の約6割は体の痛みを訴えていますが、残りの4割に該当するうつ病患者は全く身体に症状が現れません。
また、中には朝は痛いけど午後になると痛みが消える、朝は痛くないものの午後になると痛いといった場合もあり、本人がうつ病と体の痛みが結びついていることに気が付きません。

痛みが発症する部位や痛みの感じ方は人それぞれです。
しかし、少しでも痛みを感じると辛いですよね。ここでは、どういった痛みを感じることがあるのかお教えします。

頭痛がするという場合には、窮屈なヘルメットで頭を締め付けられている、ズキズキと強い痛みが波を打って襲ってくるといったことがあります。
手足の指がしびれてきて感覚がなくなる、関節が痛くなるといったことがあります。
また、体の内側にも症状が現れます。特に症状が現れやすい部分は胃です。胃がキリキリと痛む、ちぎれるような激痛が走るということがあります。

たまに上記のような痛みを感じることがあるという人もいれば、毎日痛みを感じるという人もいます。また、多くの人は日常生活に支障が表れてしまっています。
痛みが生じることで、さらに気分が滅入ってしまいます。そうなればうつ病の症状も悪化してしまいます。悪循環を起こさないためにも治療を始めましょう。

痛みを伴ううつ病の場合には、診察を受けるときに痛みがあることも伝えましょう。
うつ病と痛みは別々に考えるのではなく、繋がっていると考え、医師に訴えましょう。場合によっては痛み止めなども処方してもらうことが出来ます。
痛みを訴えなければ、うつ症状が治っても痛みだけが残ってしまいます。どちらも完治させるために、医師とコミュニケーションを取りながら治療に励みましょう。